・スキーマオブジェクトでないものを次の中から選ぶ。
A. ビュー B. 記憶域 C. 表 D. シノニム
【解答】
データベースの中で定義及び作成され、利用される物をオブジェクトと呼ぶ。
オブジェクトはスキーマオブジェクトと非スキーマオブジェクトに分類される。
■スキーマオブジェクト
特定のユーザによって所有される。データの格納や検索のために直接使用される。
スキーマオブジェクト | 説明 |
表 | データを格納する |
インデックス | データへのアクセスを高速化 |
ビュー | データの表示を制限するためなど |
シノニム | オブジェクトに対する別名。長い名前を簡略化したり、オブジェクトの所有者を隠したりする。 |
順序 | 一意の値を生成 |
データベースリンク | リモートデータベースへアクセス |
順序 | 一意の値を生成 |
データベースリンク | リモートデータベースへアクセス |
■非スキーマオブジェクト
特定のユーザには所有されず、システム全体で共有される。スキーマオブジェクトと同様にデータベースに格納され、SQLで作成および操作されるが、非スキーマオブジェクトとして扱われる。
非スキーマオブジェクト | 説明 |
記憶域 | オブジェクトを格納するための領域 |
ロール | アカウント管理のグループのようなもの |
ユーザ | データベースを操作、作成などを行う者 |
・表の名前としてエラーにならないものを次の中から選ぶ。
A. 英字で始まる名前 B. 同じスキーマの中の他表と同じ名前 C. 32文字の長い名前 D. 数字で始まる名前
【解答】
■オブジェクトのネーミング規則
*スキーマ(1ユーザが所有するオブジェクト)の中で一意でなければならない。
*30バイトまで出なければならない
*名前は必ず文字から始まらなくてはならない
*始めでなければ数字、「_」、「$」、「#」は使用可能
*Oracle予約語は使用不可
・NUMBER(p,s)型の説明として謝っているものを選ぶ。
A. pは精度であり、10進数桁の総数を示す。指定範囲は「1<=p<=38」である
B. sは小数点以下の桁数を表す。指定範囲は「-84<=s<=127」である
C. NUMBER(p)とすると、小数点データは格納できない
D. pは省略できない
【解答】
10進数桁総数を表す「p」は省略する事ができない。
Oracleで使われる主なデータ型を示す。
データ型 | 説明 |
VARCHAR2(n) | 可変長文字列。1〜4000バイトまで使用可能。「n」を超えるデータはエラーになる。「n」未満の値を入力しても空白が加えられる事はない。 |
CHAR(n) | 固定長文字列。1〜2000バイトまで使用可能。「n」を超えるデータはエラーとなり、超えないデータの場合は空白で埋められる。 |
LONG/CLOB | 可変長文字列。2GB/4GBバイトまで指定可能。 *LONG型は1つの表で1列のみ使用可能。 「WHERE」「GROUP BY」「ORDER BY」句の中で使用不可。 |
BLOB | 可変長バイナリデータ。4GBまで指定可能。 |
BFILE | Oracle Database外のファイルシステムにバイナリデータを格納できる。 |
NUMBER(p,s) | 数値。pは最大38桁までの精度を使用可能。sは位取りを指定。 |
DATE | 世紀、年、月、日、時間、分、秒 日付データは表示、入力の日付書式を指定する必要がある。「DD-MON-YY」 YYは常に現在と同じ上2桁で戻される。 (例)「01-DES-99」→「01-DES-2099」 |
TIMESTAMP | 世紀、年、月、日、時間、分、少数秒 時間を厳密に使用したい場合。 |
INTERVAL YEAR TO MONTH | 年と月の期間 |
INTERVAL DAY TO SECOND | 日、時、分、秒の期間 |